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まほろ駅前多田便利軒

 コンビもの。おすすめです! 

 ある時、王様が遅い朝食を摂るテレビを見ていたら、小説家の三浦しをんさんが出ていた。

 その時紹介されていた本は『星間商事株式会社社史編纂室』という本で、腐女子OLが主人公の話。彼女の日常(社内でも容赦なく炸裂する妄想と同人活動)が内容との事だったので、なーんだこの作者ってば、お仲間かと。

 お髭ダンディな編集長が「どうしてこういう物語を書こうと思ったんですか?」とか聞いていて、思わず苦笑しちゃったけど。ご本人は笑顔で「好きだからです!」と答えてました。あの編集長、意外とSかも知れぬ(笑)

 

 んで、また別の日にアマゾンを徘徊していたら、なんか面白そうな本を発見。

 どうやら私の好きなコンビもの。しかも直木賞受賞作。作者は前に気になってた例の作者。腐女子の書いたコンビものっつたら…ねぇ?(笑)

 早速軽いノリで読み始めてみましたよ。

 

 ストーリーは、便利屋である多田のところに転がり込んできた同級生、行天(ぎょうてん)は高校の頃の印象とは随分変わっていた。

 多田的には不本意ながら、行天にも手伝わせながらの便利屋業には様々な依頼が舞い込んできて…。といった感じ。

 ただの便利屋に寄せられた簡単な依頼のはずが、だんだんとキナ臭い方向に話がいったりして、そうなればなるほど二人が魅力的になっていきます。

 ただまあ、ダークな小説を読みなれてる人にとっては、キナ臭さがぬるいと感じるかな。この程度じゃ済まねーだろとは私も思いました。

 

 まず、転がり込んできた行天が魅力的すぎ。

 高校のときは他校からの出待ちがいたほどには成績が良くて顔も良かった。(BLのお約束よね!)

 ただし感受性というか、コミュニケーション能力というか、そういうようなものが欠落している変人なんだけど。

 ニコチン中毒・アルコール中毒気味で、普段はほとんど何の役にも立たないどころか、お荷物ですぐ軽い問題を引き起こすくせに、動くとなると抜群に有能。

 そして、なんでか腕っぷしが強くて人を脅すのが格別にうまい。

 そして極めつけ、ちょっと…いや大分壊れてる。過去は謎。

 何も気にしないと見せかけて、逆にそれが痛々しく愛しく思えます。

 多田はそんな行天に振り回されっぱなしだけど、負い目があったりして追い出せずにいたりして。

 そんな二人の関係が、もうニヤニヤしまくりです。なんだかんだで世話焼きな多田くん。 

 

 そして文章がイカしてます。

 かなり笑える。

 思わず「あははっ」とか笑い声を上げちゃって、電車の中で読むのはあきらめました(ここ最近電車乗ってないけどね)

 それから読者にピンと越させる小洒落た会話と展開。文章になっていない部分の二人の駆け引きというか多田の心の動きみたいのを妄想させてくれます。

  で、基本的に常識人・多田視点で、ユーモアたっぷりな文体で話が進んでいくんだけど、途中からまた多田の新たな面が垣間見えてくる。

 行天だけが壊れているのかと思っていたけれど、なかなかどうして。

 軽妙な文章に私もだまされてました。

 あちこちに散りばめられたセリフが印象的で、それだけで暫く本を閉じて考え込みたいくらい。

 例:「やり直せることなんかほとんどない」

   「やっちゃったら、理由なんてあってもなくても同じだよ。やっちゃったという事実だけが残る」

 ……う~む。チョイスが私側の心理状態表してるみたいでやだな(笑)

 

 終盤は号泣です。

 まあ号泣になっちゃったのは私自身に問題があるせいですが、泣けはするかなと思います。

 多田の負い目に触らせる行天。

 慰めてんのかな…。

 誰しも傷のひとつやふたつあると思うけど、どれかの場面がきっと心に引っかかって妙に共感しちゃうんだよね。

 

 まだまだ行天の過去は謎のままなので、続編を早く読みたいよ!

 


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WALL・E(ウォーリー)

 言わずと知れたディズニーアニメです。

 泣けました。

 まあ私の場合、瓦礫の中で一人ムシを友達にしてひたすらスクラップを作ってる映像だけで泣けちゃいましたけど。始まって1分の事でした(笑)

 ヒロイン?であるイヴはロボットですが一応女の子なんでしょう。声も女性が当ててるっぽいですが、ありがちなただのヒロインという訳ではなく、ちゃんと活躍してます。

 なので多分、腐女子の皆さんも満足して頂けると思います。

 言ってみれば、破壊マシーンとして育てられてしまったロボットがウォーリーによって心を開かれていく的な。

 物音がするとレーザー銃?ぶっ放したり、タンカーのくず鉄くっつけ磁石に吸い寄せられちゃった時はタンカーごと破壊しちゃったり、なかなかカッコイイお嬢さんです。

 そして、とにかくウォーリーが可愛い! とてつもなく。

 イヴに一目ぼれしたウォーリーが、イヴの後を子犬のようについていって、気を引こうとあれこれしてみたり、作業中にみつけた宝物(ガラクタ)を見せてあげたり。

 このガラクタ集めのシーンも可愛いんだけどね。

 ボックスに入ったダイヤモンドリングを見つけて、「ワーオ…」とため息をつき、リングをぽいっと。気に入ったのはボックスの方だった!とか(笑)

 小ネタが笑えます。

 

 途中で出てくるロボットたちの中で、職業病なのか潔癖症のお掃除ロボットがいて、握手する時も思わず相手の手を掃除してから握手してしまうという。

 そいつもすげーー可愛いです。

 ウォーリーが汚した後を一生懸命お掃除して回ってる。

 床を汚すな!って感じでウォーリーが汚した床を一生懸命お掃除してるのに、ウォーリーがわざと泥キャタピラでちょこんと床に汚れをつけて、キーッ!ってそこを掃除すると今度はなんと顔!! 「ぎゃー!!」って超カワイイんですけど(笑)

 少々ヒステリックな感じでお掃除してるんだけど、最後のスタッフロールで確認したら、よっちんだった。なるほど(笑)

 

 ラストシーンは本当に泣けます。

  ウォーリーのイヴを見つめかえす瞳が切ない!!

 ぶっちゃけ、私はそのままでも良かったと思うのですが、そこはディズニー。ちゃんとハッピーエンドでしたね。

 そのままの設定でラストは妄想しましたとも。

 

 

 関係ないですが、大昔に図書館で借りたSF短編小説の中に、何百年も一人で暮らしていたロボット(人間だったかな…)の下に、犬が迷い込んでくる話がありました。

 その犬と仲良くなったのに、元の飼い主が迎えに来ちゃって、犬も大喜び。帰りたがってます。

 だけど、主人公はようやく出来た友達を連れていかれるのに耐えられなくて、なんとか取り戻そうとするんだけど、向こうから見ればこっちが敵。

 反撃され、結局犬は飼い主と一緒にその星を飛び立ってしまい、取り残されてしまうというお話。

 その孤独感がもの凄くて、確か中学か高校くらいだったと思うけど、強烈に印象に残ってます。

 読み直してみたいんだけど、作者もタイトルも思い出せないのよね~。

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