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『崖の上のポニョ』感想6 ネタバレ

 スレを読んで本編とは関係ないところで共感したのは、スレ主の「映画の感想を言うとき、映画の話をしているようで実際は話している本人に迫っている」という言葉。
 全くそのとおりだなぁと思った。私もこの映画について考えたことで、結局は自分について語ってるなと思ったもん。特にポニョは色んな解釈が出来るせいで、さらにその要素が強くなっている。語る人の数だけその人が如実に現れる。
 他の人がどう感じたのかも知りたくなって、他の感想も見に行っちゃった。

 そこで発見したのがこの掲示板のやりとり
 どっちの話も共感するし、同じ映画でもこれだけ見方が違うのかと思って、とても興味深く見せてもらいました。
 それに議論そのものにも興味が出てきた。
 それまで議論に対しては、どちらかがどちらかを言い負かすか相手を中傷・攻撃するといった印象しかなくて好きになれなかったんだけど、こういう議論ならアリだなぁと。
 お互い自分の主張は譲らないし相手を受け入れるでもないけれど、理論的にお互いに感じたことを言い合う様がとてもいいなと。


 議論の中身に触れると、映画自体から観客が読み取れなければそれは駄作という意見はもっともだと思う。
 この後製作密着DVDも見たんだけど(笑)、監督はこれがエンターテイメントであることを決して忘れていなかったし、観客を置いてけぼりにするのを恐れていた。だからその意味では、やっぱり監督は失敗したんだと思う。
 でも、これだけ解釈が様々できて、いろいろな意味を重ね着のようにあわせ持つ作品というのはただの娯楽作品の枠を超えて芸術作品になっているとも思う。芸術って一般人には理解しがたいところあるよね。ピカソの絵とか本当にわかんないもん。類まれな作品を世に送り出したという意味では宮崎駿の傑作だと思います。

 また別の人のレビュー。この人の解釈は面白い。
 なんと、ポニョ=宮崎吾郎 宗介=ゲド戦記の観客という解釈。父の力(魔法の力)を強引に使って、やりたいようにやってしまったポニョ。その結果引き起こされた大津波。ジブリの危機? その責任を取るのは大人になった君たちなんだよという事らしい。
 さすがに宮崎監督は意識的にそんな事を盛り込んではいないだろうけど、そうとも取れてしまうところにこの映画の普遍性が現れてるんじゃないでしょうか。ユング的神話を描いちゃったのかな、宮崎監督。

 しかしなぜ分かりにくい作品になったのか。
 もちろん監督が隠そうとしたからだけれど、その一因には作品にはどうしても監督自身が表れてしまうからなんじゃないかしら。トキさん(母親)と宗介(自分)が抱擁するシーンとか恥ずかしいよね(笑)
 グランマンマーレなんか、監督の理想の女性なんじゃないかしら。リサもだけど。
 そして理想の女性=母親がキャラ被ってるって事実も、そりゃ恥ずかしいよね。
 で、密着DVDなんですがなんと5枚組、計12時間もあるわけですが、……微妙な出来でねぇ。
 DVDの感想はまた後ほど。
 ところで密着取材の中で、監督がユングの集合的無意識っぽい発言をしているので、恐らくユング思想は確かに監督の意図したところだと思われます。確か、無意識のその先、みたいな事言ってた。

 

つづく

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